元禄5年(1692)に建立され、普門院、大悲閣、お籠堂からなり、通称松倉観音堂といわれています。昭和56年9月8日に高山市の史跡に指定されました。毎年8月9・10日に「松倉絵馬市」が開かれます。
松倉絵馬市の由来
毎年8月9日・10日の縁日法要には飼育している牛馬を美しく着飾って参詣し、牛馬の安全、さらには五穀豊穣を祈りました。その後牛馬の代参として、絵馬をたずさえて参詣する人が増え絵馬市が出来ました。町に住む人達もそれに習って家内安全、商売繁盛の縁起物として求めるようになり、絵馬市は盛んになりました。
アクセス
高山市街地の西の郊外にある松倉山の中腹にあり、車の場合「飛騨の里」側と、ホテルアソシアがある越後町側の両方から「松倉シンボル広場」まで乗り入れることができます。この広場から松倉観音までは、徒歩10分程度です。